鬪雞神社の例大祭で、450年以上の歴史をもつ田辺市を代表するお祭りです。「お笠」と呼ばれる山車の、上屋には各町の趣向をこらした人形や餅花が飾られ、下屋には囃方の子どもや笛吹き衆が乗って町中を曳き廻します。古式ゆかしい夏祭りで、毎年7月24日・25日は大勢の人出でにぎわいます。
源平合戦期に弁慶と湛増を中心に繰り広げられた熊野水軍のドラマを壮大な時代絵巻として再現。当日は、弁慶ゲタ踊りや弁慶よさこい踊り、弁慶鬼若太鼓などがにぎやかに行われます。
2007年より毎年11月に開催されている映画祭で、新人監督を対象としたコンペティションを実施しています。2008年から東京国際映画祭と提携し、全国から集まる作品を映画有識者らと市民も交えて受賞者を決定しています。その後商業映画デビューを果たす監督も多く、インディーズの登竜門となる映画祭といわれています。
扇ヶ浜を臨む紀南文化会館は、田辺市の文化事業の中心的な会館になっています。1224人が収容できる大ホール、450席の小ホールの他にも、各種楽器をとり揃えた音楽練習室やリハーサル室、展示ホールや研修室などがあり、様々なコンサートや式典、演劇発表、その他にもイベントやワークショップ、作品展など多彩な文化的な催しで利用されています。
田辺市銀座商店街振興組合主催の「七夕まつり」は、毎年多くの家族連れや浴衣姿の子供たちで賑わいます。七日の夕刻から、商店街のある通りには、多くの笹飾りや出店が並びます。
田辺市内中心部の9つの商店街が歩行者天国になり、各商店街の趣向をこらしたイベントで盛り上がります。この日ばかりは道路いっぱいに人出があり、子どもからお年寄りまでもが楽しめるお祭りになっています。