中屋敷イストワール

  • 人生はお祭りだ。一緒に過ごそう。F.フェリーニの映画「8  1/2」より

  • 中屋敷イストワール

住みなれた街で
余生を存分に楽しもう!

年齢を重ね介護が必要となり、それまでの当たり前の生活が保てなくなった時の辛さと悲しみは、
ご本人にもご家族にとっても耐え難いものです。
幸せな余生を送りたい、幸せな時間を過ごしてほしい
そんなご本人とご家族の声をしっかりと受け止め、楽しく充実した毎日を過ごしてもらうため
精一杯のお手伝いをしたいというのが私達の想いです。
永年「有床診療所」で蓄積した入院・在宅医療の経験と英知を結集して、
地域の皆様が安心して充実した生活が続けられるよう、私達がサポートいたします。

イストワールとはフランス語で、「歴史」「物語」を意味します。
老後の終の住処として、ここで暮らす利用者様とそのご家族の物語をこの場所で紡いでいただきたいという願いから名付けました。

住み慣れた街で
余生を過ごす、
この居心地の良さ。

運営法人 医療法人 外科内科 辻医院 院長 辻 興

何を隠そう、町医者の私も介護問題に頭を抱えています。幼少期を中屋敷町で過ごした父(医師)は、テコでも此処を離れません。「津波で死ぬかも?」と言っても、聴く耳を持ちません。人生の玄人は仰ります。「所縁の無い土地に、何を今更…。」

住み慣れた街は、居心地が良くて、友達もいて、癒されるのです。思い出の詰まった街を眺めながら、余生を過ごす。至極、当然の願いです。なのに、何故か街中には、理想の「終の棲家」が見つからない。願い叶わず、去っていく人々。本来なら、この住み慣れた街で天寿を全うさせてあげるべきではないのでしょうか?

町医者の私が、親の想いを真摯に受け止め、導き出した答え、それが「中屋敷イストワール」の旧市街地への開設です。街の中心部にある当施設のテラスからは、見慣れた田辺の街が一望出来ます。南方熊楠が晩年を過ごした古い街並。夕暮れ時の美しい海岸線。何処からか、お祭りのお囃子も聴こえてきます。潮風香る、この居心地の良さ。当たり前の日常が続く事を、御高齢者は無意識に望んでいるのです。無論、「人生の玄人」に子供騙しは通用しません。有床診療所で蓄積した安全管理体制を軸に御高齢者にも満足頂けるオトナのカラクリを仕掛けました。街中で生まれ育った終活中の皆様、住み慣れた街で、余生を存分に楽しみませんか?

経営母体、「外科内科辻医院」は隣町(徒歩5分)、田辺市上屋敷町で1945年(昭和20年)に開業した入院のできる診療所(有床診療所)です。施設と連携し、入居者の健康をサポート致します。当院入院時・通院時には、入居者特典もございます(詳細はお尋ね下さい)。

ロゴデザインについて

ロゴマークは、イストワールという終の住処である「家(HOUSE)」とHISTOIREの頭文字「H」の中に、
日本古来の長寿吉兆の紋様「亀甲」を表現しました。
わが国には古来より伝わり現代の生活の中に息づく日本特有の色彩感覚があり、
日本文化の一面として大変価値のあるものです。その色彩は千百余色にも及んでいます。
これらの日本の伝統色の中からその色が持つ意味合いも含めて、
ロゴマークに使用したのが「幹色」「竜胆(りんどう)色」「胡桃(くるみ)色」の3色です。

幹色 木の幹の色からうまれた色で、強い生命力を意味します。木の中心となる部分であり、物事の本筋のことをいいます。
竜担色 りんどうの花のような青みがかった薄い紫は高貴な色であるとともに、花言葉は正義、誠実、あなたに寄り添うという意味があります。
胡桃色 胡桃は子孫繁栄の意味を持ちます。また手のひらにくるみを握り込んで転がすと握力の鍛錬や老化防止の効用があるといわれています。